ロジカルシンキングのやり方を徹底解説!初心者でも実践できる5ステップ | FLASPO MAGAZINE

ロジカルシンキングのやり方を徹底解説!初心者でも実践できる5ステップ

ロジカルシンキングのやり方を徹底解説!初心者でも実践できる5ステップ

ロジカルシンキングのやり方:今日から使える5ステップを初心者向けに解説

「ロジカルシンキングが大事だとはわかるけど、具体的に何をすればいいのかわからない」——この悩みを持つ大学生・20代は少なくありません。思考法の本を読んでも、いざ実践しようとすると手が止まってしまう。その原因の多くは「抽象的な概念を具体的な手順に落とし込めていない」ことにあります。

ロジカルシンキングは特別な才能ではなく、手順化できるスキルです。コンサルタントや外資系企業の社員が使っているロジカルな思考は、基本的なフレームを繰り返し使うことで体得されたものです。特定の人だけが持つ「センス」ではなく、誰でも練習によって身につけられる技術として世界中の教育機関で研究されています。

今回紹介する5ステップは「①問いを定義する→②MECEで整理する→③ロジックツリーで分解する→④PREP法で評価する→⑤So What?で磨く」という流れです。最初はすべてのステップを丁寧に踏み、慣れたら必要なステップだけを素早く使えるようになります。ノートとペンがあれば今日から始められます。まずは「手順を知って、1回使ってみる」ことだけを目標にしましょう。

まず「手順を知る→1回やってみる→振り返る」という小さなサイクルを回すことで、着実にスキルが積み上がっていきます。

ステップ1〜2:問題を定義し、情報をMECEで整理する

ロジカルシンキングの出発点は、「何を考えるか」を明確にすることです。この最初のステップを曖昧にすると、後の分析がすべてブレます。

まず、問いを一文で定義することを確認しましょう。「なんとなく就活が不安」のままでは考えられません。「第一志望の選考に通過するために、3ヶ月で何をすべきか」のように「誰が・何に向けて・いつまでに・何をするか」を一文にします。問いが具体的なほど答えに向かう思考が動き出します。問いが曖昧なうちは、いくら考えても結論が出ない「思考の空回り」が続きます。まず「問いを研ぎ澄ます」ことに時間を使うのが第一歩です。

次に、情報をMECEで整理する方法について説明します。MECE(ミッシー)とは「Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive」の略で、「重複なく・漏れなく」情報を整理する考え方です。「就活で必要なこと」を整理するとき「自己分析」「業界研究」「選考対策」「人脈形成」のように重なりがなく全体をカバーするように分類します。MECEで整理することで「大事なことを見落としていないか」「同じことを二重にやっていないか」が一目でわかります。MECEは考える前の「机の整頓」に例えられます。散らかった状態では作業できませんが、整頓されていれば必要なものがすぐ取り出せます。

MECEを意識するだけで、ゼミ発表やエントリーシートの構成が格段に整理されます。「もれなくダブりなく」という基準は、一度理解してしまえば自然と思考の習慣に組み込まれていきます。

ステップ3〜4:ロジックツリーで分解し、PREP法で解決策を評価する

問題を定義し情報を整理したら、次は「なぜその問題が起きているのか」を掘り下げ、「どう解決するか」を論理的に評価します。

まず、ロジックツリーで原因を分解することを確認しましょう。ロジックツリーとは、問題を木の枝のように分解していく図解手法です。「自己PRが面接で刺さらない」という問題を「内容の問題」と「伝え方の問題」に分け、さらに「内容:エピソードが弱い・数字がない」「伝え方:話す順番が逆・声が小さい」と細分化します。このように分解することで「どこが本当の問題か」を特定でき、打ち手を絞り込みやすくなります。ロジックツリーを紙に手書きすることで頭の中を「外に出す」効果もあり、チームでの議論にも使いやすいです。

次に、解決策をPREP法で評価する方法について説明します。複数の解決策が出たら、PREP法(Point→Reason→Example→Point)を使って有効性を整理します。「この解決策が最善だと考える(結論)→なぜなら○○だから(理由)→実際に△△の事例で効果が確認されている(具体例)→したがってこの打ち手が最優先(結論の再確認)」という構造で評価できれば、チームや上司への説明にもそのまま使えます。PREP法はロジカルシンキングのやり方の中でも最も汎用性が高く、話す・書く・提案するすべての場面に対応できます。複数の選択肢がある場面で迷ったときこそ、PREP法で整理することが有効です。

比較軸を明確にして評価することで、感情的な迷いが減り冷静な判断が生まれます。

ステップ5:「So What?」で結論を磨く/3つの継続練習法

思考プロセスの最後は、自分が出した結論を「So What?(だから何?)」で検証することです。これはロジカルシンキングの締めの一手であり、最もよくスキップされがちなステップです。

So What?の問いかけ方という観点から整理すると、「〇〇市の若者人口が10年間で減少している(事実)」という情報に対して「So What?」と問えば、「つまり地方移住政策の強化が急務だ(結論)」が生まれます。逆に結論を先に言って「Why So?(なぜそう言えるの?)」と問うのが演繹的な検証です。この往復が論理の精度を高めます。「だから何?」を問い続けることで情報を「意味のある結論」に変換する力が磨かれます。

ロジカルシンキングを定着させる3つの練習法という観点から整理すると、

①録音して聞き直す:自分の発言を録音し「根拠は示せていたか」「結論が曖昧でなかったか」を確認します。客観的に自分の話し方を聞く習慣が、論理性を急速に高めます。

②他者への説明練習:友人・家族に何かを説明するとき「結論→理由→具体例」の順を意識します。

③コンテストに挑戦する:地域課題に論理的な企画を立案する経験は座学では得られない実践知を生みます。

「So What?」を習慣化すると、情報を受け取るたびに自然と「意味のある結論」へ変換しようとする思考回路が形成されます。この積み重ねが、半年・一年後の論理力の差として現れてきます。

よくある質問(FAQ):ロジカルシンキングのやり方に関するQ&A

【Q1】ロジカルシンキングを練習するのにおすすめの日常習慣はありますか?

毎日1つのニュースを読んで「①何が起きたか②なぜ起きたか③今後どうなるか」を箇条書きでノートに書く習慣が効果的です。また誰かに何かを説明するとき「結論から先に言う」ことを意識するだけでも、話し方の論理性が上がります。慣れてきたらMECEを使って「今週のタスク」を整理するなど、日常業務に適用します。

【Q2】フレームワークが多すぎて、どれを使えばいいかわかりません。

初心者にはまずPREP法(結論→理由→具体例→結論)の一択をおすすめします。話す・書く・提案するすべての場面に使えるため、これ一つを習慣化できれば日常の大半をカバーできます。他のフレームワーク(MECEやロジックツリーなど)は、PREP法を使いこなせるようになってから学ぶとスムーズです。一度に多くのフレームを覚えようとすると、かえってどれも身につかないリスクがあります。

【Q3】ロジカルシンキングのやり方を実践する場はどこで見つけられますか?

大学のゼミや学生団体はもちろん、地方創生コンテストも実践の場として最適です。

チームで議論しながら論理を組み立てる体験は、一人での学習では得られない視点と思考の幅をもたらします。ゼミ・学生団体・コンテストを積極的に活用してください。

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