Figmaとは?基本の特徴を解説
チームで同じデザインファイルを同時に編集できたら便利だと思ったことはないでしょうか。そんな発想から生まれたのが、ブラウザ上で動作するUI/UXデザインツールFigmaです。【クラウドベースの強み】従来のデザインソフトはパソコンにインストールして使うものが主流でしたが、Figmaはブラウザ上で動作するため、インストール不要でどのパソコンからでも同じデータにアクセスできます。
【共同編集ができる】複数人が同時に同じデータを編集できる点も大きな特徴で、GoogleドキュメントのようにリアルタイムでチームメンバーとUI設計を進められます。無料プラン(Starter)でも基本的な機能を試せますが、2026年7月時点ではファイル数が3件までに制限されているため、学習用途としては十分な範囲である一方、複数プロジェクトを並行する場合は有料プランの検討が必要です。 例えば、ある学生がチームでアプリのアイデアを練る際、それぞれ別の場所にいながら同じFigmaファイルを開き、リアルタイムでコメントを付け合いながら画面設計を進めるといった使い方が一般的になっています。こうした共同編集のしやすさが、チームでの共同作業が多いUI/UXデザインの現場で特に重宝されている理由です。 また、Figmaでは「オートレイアウト」という機能を使うことで、テキストの長さが変わっても自動的にボタンやカードのサイズが調整される仕組みを作れます。この機能は、実際のアプリのように動的に変化するUIを効率よく設計する上で欠かせないものです。
Figmaが選ばれる3つの理由
数あるデザインツールの中でFigmaが広く選ばれている理由は、大きく3つあります。
【1. 無料で始められる】個人利用であれば無料プランの範囲でも十分に学習・制作ができ、初期費用がかからない点が学生にも人気の理由です。
【2. ブラウザで完結する】ソフトのインストールが不要なため、パソコンのスペックを問わず、どの環境でもすぐに使い始められます。
【3. プロトタイプ機能が充実している】作成した画面同士をリンクさせ、実際にアプリのように操作できるプロトタイプを作成できる点も、UI/UXデザインの学習に適しています。こうした手軽さと機能性の両立が、Figmaが多くの現場で選ばれている理由といえます。
【4. FigJamという派生機能】Figmaには「FigJam」というオンラインホワイトボード機能も付随しており、アイデア出しや付箋を使ったブレインストーミングにも活用できます。デザインの前段階となる企画会議でも役立つ機能です。 企業のデザインチームだけでなく、個人開発者がアプリのアイデアを形にする際にもFigmaは広く使われており、エンジニアとデザイナーの共通言語としての役割も果たしています。 加えて、Figmaにはバージョン履歴を自動で保存する機能があり、以前の状態に簡単に戻せるため、大胆な変更を試す際も安心して作業を進められます。
Figmaでできること
Figmaでできることは、UI設計だけにとどまりません。
【1. Webサイト・アプリのUI設計】ボタンやアイコンを配置しながら、実際の画面イメージを作成できます。
【2. プロトタイプ作成】画面遷移を設定し、実際にアプリのようにクリックして動作を確認できるプロトタイプを作れます。
【3. デザインシステムの管理】色やフォント、コンポーネントをまとめて管理し、チーム全体でデザインのルールを統一できます。
【4. ワイヤーフレーム作成】細部のデザインを詰める前段階として、画面の大まかな構成を検討するワイヤーフレームの作成にも使われます。学生団体やコンテストのアイデア資料作成にも活用できる汎用性の高いツールです。
【5. プラグインによる拡張】Figmaにはユーザーが開発した豊富なプラグインが用意されており、アイコンの一括生成やダミーテキストの挿入など、作業を効率化する機能を追加できます。 大学の授業やサークル活動でチームプロジェクトに取り組む際も、Figmaを使えば離れた場所にいるメンバー同士でリアルタイムに意見を出し合いながら画面設計を進められます。 企業の採用選考でポートフォリオを提出する際も、Figmaで作成したUIデザインのリンクをそのまま共有できる手軽さは、大きなメリットとして評価されています。 学生団体の広報活動でも、告知バナーやWebページの下書きをFigmaで作成し、そのままCanvaやWordPressでの入稿データとして活用するといった連携の仕方もあります。
Figmaの始め方
Figmaを始めるのは非常に簡単です。
【1. アカウント登録】公式サイトからメールアドレスまたはGoogleアカウントで無料登録できます。
【2. テンプレートを開いてみる】Figmaコミュニティには他のユーザーが公開したテンプレートが豊富にあり、まずはそれを開いて構造を観察することから始められます。
【3. 基本図形を配置してみる】四角形やテキストを配置し、色や余白を調整する基本操作から練習を始めましょう。
【4. 実践課題に挑戦する】既存アプリの画面を模写してみたり、地域課題を解決するアイデアを画面イメージとしてFLASPOのような場で発表してみたりすることで、実践的な力が身についていきます。
【5. コミュニティで学ぶ】Figma公式のコミュニティフォーラムやYouTubeチャンネルには、初心者向けのチュートリアルが数多く公開されており、つまずいた際の参考情報に困ることは少ないです。 操作に慣れないうちは、既存の有名アプリの画面を1つそのまま模写してみる練習が、機能の使い方を覚える近道になります。 焦らず一つずつ機能を覚えていくことで、複雑なUI設計にも対応できる力が身についていきます。
【6. 実案件やコンテストに挑戦する】学んだ知識を活かし、地域のイベントやFLASPOのようなコンテストへのアイデア提案として、実際に画面イメージを作ってみることで実践力が身についていきます。
よくある質問(FAQ)
Q. Figmaは完全無料で使えますか?
A. 個人利用の範囲であれば無料プランで多くの機能を使えます。チームでの本格運用には有料プランが必要になる場合があります。
Q. Figmaは日本語に対応していますか?
A. インターフェースは英語が基本ですが、日本語の解説記事やチュートリアルが豊富にあるため、学習に困ることは少ないです。
Q. プログラミング知識がなくても使えますか?
A. 使えます。Figmaは視覚的な操作が中心のツールのため、コードを書く知識がなくてもUI設計を行えます。
Figmaは、ブラウザ上で共同編集しながらUIデザインやプロトタイプを作れるツールです。画面設計、コンポーネント管理、コメント機能を活用することで、チームでの制作や改善が進めやすくなります。初心者はまず簡単な画面を作り、余白、文字サイズ、ボタン配置などを調整しながら、使いやすいUIの考え方を学ぶことが大切です。
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