今回、スマウト×FLASPO “推し地域”の魅力紹介エッセイコンテストの受賞者の特典イベント『「観光を“関係”に変える」スマウト×FLASPO 1dayワークショップ』を開催しました。
イベント開催背景
2025年6-8月に、アイデアコンテストプラットフォーム「FLASPO」にて、スマウト主催「あなたしか知らない“推し地域”の魅力紹介エッセイコンテスト」を開催!合計70人以上の方にご応募いただきました。
本企画は、コンテストで受賞した3名への特典として、「スマウト」を運営する面白法人カヤック様オフィスにご招待!
鎌倉に広がるオフィスツアーに加え、“推し地域”の関係人口を増やすアイデアを考える1dayワークショップを実施しました。
イベント概要
・主催: FLASPO × 面白法人カヤック(スマウト)
・開催日: 2025年11月7日(金)13:00-18:00
・会場: 面白法人カヤック ぼくらの会議棟・古民家 Share Room
イベントは以下のスケジュールで実施しました!

鎌倉に広がる!面白法人カヤックオフィスツアー
イベントは、鎌倉のまちに点在するカヤックの拠点を巡るツアーからスタート。
執務スペースだけでなく、古民家会議室、中庭、サウナ、社員だけでなく誰でも使える「まちの社員食堂」など、鎌倉一帯に広がり、「まちそのものがオフィス」というユニークな空間を体感。
最後は、元銀行だった本社ビルの屋上から、鎌倉一帯を展望できる絶景に、感嘆の声が上がりました。
ワークショップ概要
ワークショップのテーマは、「観光客がより深く地域に入り、関係人口になってもらうには?」
エッセイコンテストでもテーマとした“推し地域”に、観光のような一過性ではなく、地域に継続的に関わってもらえるようにするには、どのような体験にすべきか、受賞者自身の体験や視点を活かして考案していただきました。

<①スマウト 成功事例インプット>
ワークショップではまず、スマウトディレクターの小川様より、過去のスマウト成功事例からスマウト流の関係人口のあり方について、素敵なお話をいただきました。
その後、各自企画書フォーマットに合わせ、ターゲット設定や体験の導線、心の変化などを整理していきます。
②合田ピエール陽太郎さん 相談会
少し企画書を考えたのち、今回のエッセイコンテストの審査員も務めていただいた、面白法人カヤック クリエイティブディレクター・合田ピエール陽太郎さんに雑談&フィードバックをいただきました!

(FLASPO エッセイコンテストページより抜粋。合田さん詳細のプロフィールを見たい方はこちら)
参加者に向けて、今回のワークショップの核となる貴重なヒントを共有してくださいました。
それがこちら!
Q. 地域に継続的に関わるために必要な考え方って?
A. 「自分のDNAが残ること」
たとえば、お祭りで自分の名前がお神輿に刻まれたとか、DIYで自分の釘を打ったとか。自分の痕跡=DNAが残ると、愛着が生まれ、また関わりたくなるんです。
最後に発表会を実施
最後に、1時間半ほどで企画書を作成いただき、スマウトを運営する面白法人カヤック スマウトご担当の皆さんに向け、プレゼンテーションを行いました!
実際にプレゼンいただいた企画書・プレゼンの様子をお届けします。
中潟 亮兵さん
・企画タイトル:「那須・板室の温泉ゲストハウスでヤドカリ体験」
・選んだ地域:栃木県那須塩原市
講評コメント
「“寮”というコンセプトがとても新鮮で面白い。前の人が次の人に贈る仕組みなど、直接会わなくても、時間を越えてつながっていく仕掛けができると良い。」
伊藤 瑠菜さん
・企画タイトル:「ここ よこてを雪解け地とする」
・選んだ地域:秋田県横手市
講評コメント
「“冬に人形を作って、夏に受け取りに行く”という時間の循環が、一度きりで終わらない仕掛けで素晴らしい。さらに次の冬にもつながる何か仕掛けがあると、より継続的になりそう!」
藤原 博人さん
・企画タイトル:「呉に来てクレ!2days地酒造り体験」
・選んだ地域:広島県呉市
講評コメント
「とてもいい。お酒を作って、次の年にお酒ができた時に、例えば屋台の店主体験ができて「俺が作った酒飲みきてよ」と周りの人を誘えるのも良さそう。自分また行きたいし、周りの人も誘えるし。」
まとめ
今回のワークショップのテーマ「観光客がより深く地域に入り、関係人口になってもらうには?」
に対して、特に印象的だったのは、合田ピエール陽太郎さんの
「地域に“自分のDNA”を残せる体験があることが、また関わりたくなるきっかけになる」
地域になんらかの「自分の痕跡」があると、そこに愛着が湧いて、何度も訪れたくなる、ことが、関係人口を作る一つのヒントなのかもしれません。

最後に、 参加者の感想をご紹介!
「半日という短い時間でしたが楽しませていただきました!! 自分の考えたアイデアに対するフィードバックや、プロの目線で見たプロジェクト企画の視点に関するお話など、中々出来ない経験を体験させていただきました!!」
「短い時間で「関係人口を増やす」ことと「深い繋がりを作る」という2つの視点から推し地域についてさらに考えることが出来ました。そして、言語化する貴重な機会となりました!本日はありがとうございました🙇🏻♀️」
「素敵な時間でした。若者の枠からギリギリ出てますが楽しかったです。」
なお、今回の3名を含めた受賞者のエッセイは以下で公開しています!ぜひ!






















