本レポートは、青森県八戸市「八食センター」で実施した、学生が現場に飛び込む1週間の“右腕インターン”のレポート(全4部)です。
第3部では、1週間のインターンを経て、最後に事業者に向けた提案をする最終発表会の様子をお伝えします。
これまでのインターンの様子は、レポート②でまとめています。
<成果発表会・閉会式 スケジュール>
最終日に実施した成果発表会及び閉会式は以下のスケジュールで実施しました。
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STEP3|“右腕”インターン(最終日:最終発表会)
1週間、八食センターの現場に入り込み、店主・社長と並走した学生たち。最終日、現場で見つけた課題・気づき・改善提案をまとめ、事業者へ発表。
(青森県内のテレビ局や新聞社も取材に訪れた)当日の雰囲気や各チームの提案内容、参加者のコメントをレポートします!
協同組合八食センター チーム
一人目:今さん

① 八食センターに感じた強み
・無料イベントの開催頻度の多く地元へ還元する姿勢に感銘を受けた
・多種多様な商品が分かりやすく置かれており、お土産探しに困らないこと
② 八食センターの課題感
・子連れのお客様が大変そう。子供向けの遊び場(厨ランド)はあるが、子供が遊べるコンテンツが全体的に少ない
③ 提案した企画内容
<企画A:動く漁師カード>
・青森県で人気を博す、県内の漁師トレーディングカードを、スマホでかざすと動く仕組みを開発。センター内の魚屋の店頭で販売し、子供も楽しめるコンテンツを作りたい
<企画B:ウォーキングプラネット>
・センター内で訪問したお店にQRコードを掲載、読み取るとサービス上で「⭐️」が記録。いくつかの店舗を巡り、⭐️をつなぐことで「星座」を作ることができるラリー企画
「実際に現場で働いていらっしゃる方の経験からニーズを分析し、現実的なラインで新たなアイデアを提案できる良い機会をいただきました。」
二人目:徳澤さん

① 八食センターに感じた強み
・イベント時は広い世代が訪れ、家族連れが多い
・チラシ宣伝の効果が大きく、集客の武器
・室内で遊べる「くりやランド」や子ども向けイベントなど、家族連れへの魅力がある
② 八食センターの課題感
・SNSで八食センター側の反応がほぼない
・県内からの来訪が多く、県内向けプロモーションに伸びしろがある
・館内マップの分かりづらさ、パンフレットが目立たないなど “案内の課題” が大きい
③ 提案した企画内容
<企画A:公式LINEの再活用>
・2020年で更新が止まっている公式LINEを復活。お知らせ配信、来訪5年後に通知するシステム等、来訪した若者と継続的につながる仕組みを作るべき
<企画B:事業者間の情報伝達の効率化〜オープンチャットの活用〜>
・事業者間の情報伝達をLINEのオープンチャット機能を使うことで、効率的にすべき
<企画C:館内POPの作成>
・館内マップを見ていただけるような、新しいPOPを作成
「今回とても貴重な機会をいただけて今後の人生にたくさんのヒントを与えてくれる経験ができたと思う。
このメンバーみんなの心の拠り所となった八食センターの未来を一緒に支えていけると私たちは本当に思っています。八食センターの未来を考えて応援し続けます。」
三人目:田中さん

① 八食センターに感じた強み
・店員から直接商品知識を聞ける温かい接客
・観光客・地元客のどちらにも愛される施設
・八戸市民に親しまれる「たべらくん」がいる
② 八食センターの課題感
・地元向け/観光客向けの魅力発信が十分に整理されてなく、強みが伝わりにくい
・人気商品「八食カレー」がその場で食べられず、地元の方が体験しづらい
③ 提案した企画内容
<八食カレーの店頭販売>
・現在は持ち帰り商品のみの、八食カレーの“店舗提供”を提案したい
・姉妹店のいちば亭で提供し、ご飯で「たべらくん」の形を作り周囲にカレーをかけて提供。8種類のルーを使った「八色カレー」や、好きな味を選べるカスタム形式など、体験価値のあるメニュー展開も可能

「人生初めてのインターンで地元の八食センターに来られたことをとてもうれしく思っています!「八色カレー」は八食センターの新たな名物となることはもちろん、各店舗の垣根を超えた新たな取り組みにもなると思います!」
(+α チーム提案)
協同組合八食センターチームからは、全体でも3つの新しい八食センター企画案の提案がありました。ここでは3つの企画案のスライドも紹介します!
有限会社八食市場寿司
四人目:小林さん
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①八食市場寿司の各店舗の強み
<米八>豊富なお弁当を手軽に買える
<七厘村>貴重な体験ができ、魚屋の売上にも貢献
<いちば亭>約100席でゆっくり楽しめる。バス停に近く目に留まりやすい
<八食市場寿司>一皿ずつ青森を楽しめる
② 八食市場寿司の各店舗でに感じた強み
<米八>海鮮丼・おにぎりの販売レジが同じで行列になりやすい
<七厘村>待ち椅子が混雑しがちで待ち時間が長い
<いちば亭>目立つ場所なのに高価格帯のため入りにくい
<八食市場寿司>人が足りていない
③ 提案した企画内容
<米八>
・海鮮丼の注文方法を分ける仕組み(券売機の設置、席で注文を取る方式など)
・小型冷蔵ショーケースを設置、海鮮丼もテイクアウトで気軽に買えるようにすべき
<七厘村>
・受付券売機・予約システムを導入し効率化すべき
・観光客増加のため返却口がわかるようかごを設置すべき
<いちば亭>
・生け簀を店内中央に配置し、注文者が自分で取り出せる体験を導入すべき
・入口で「その場でカキを焼ける」ことをアピールすべき
・お弁当売り場の改善(例:日本酒やクラフトビールの飲み比べセット、魚の切れ端を使った「まかない丼」販売等)
「今回このような機会をいただけて心から感謝しています。東北に初めて来たのですが、皆さんの温かさや人情深い部分を一週間かけて存分に感じることができ、青森県、八戸市が好きになった。勇気を出してこのコンテストに応募してよかったと思います。」

















